知識基盤社会の進展に伴い、社会における教育の役割が変化しています。社会のデジタル化や教育に対する新たなニーズに応える学習環境を構築するために、よりよい学習を実現するための新しいアイデアやこれまでにない教育実践が求められています。
これまで、コミュニケーション・メディア研究室では、教育工学分野においてさまざまな実践研究を推進してきました。キーワードとしては、ハイブリッド型教育、遠隔教育、反転授業、MOOC、協同学習、インストラクショナル・デザイン、医学教育などが挙げられます。研究室では、日本の学生だけでなく海外からの留学生も受け入れながら、様々な教育的課題に取り組む教育実践研究に取り組んできました。北海道大学に入学し、研究室のメンバーになることで、学生個々の興味関心に基づいて、新たな知識を学びつつ、実りある大学院生活を送り、望ましい将来のキャリアに近づくことが可能となるでしょう。
コミュニケーション・メディア研究室では、教育実践研究への意欲があり、研究室の活動の中で熱意を持って学ぶ学生を募集しています!
期待する学生像
コミュニケーション・メディア研究室の学生は、北海道大学理学院・自然史科学専攻・科学コミュニケーション講座に配属されます。大学卒業生だけでなく、社会人学生も歓迎いたします。期待する学生像は以下の通りです。
- 教育活動・学習活動に興味を持ち、教育実践研究を行いたい人
- ICTを用いた学習環境の構築と利用に興味がある人
- 自身の研究に専念できる人
修士課程と博士課程
入試情報は、北海道大学大学院理学院のホームページにあります(こちら)。募集には夏期、秋期、および冬期の3回があります。入学には4月入学と10月入学の2つのオプションがあります。科学コミュニケーション講座の入学試験には、英語能力を証明する書類と、筆記試験または研究計画のプレゼンテーションが含まれます。
研究生
研究能力に自信がない、あるいはこれまで教育工学に関する授業を受講した経験のない学生は、まず研究生(非正規学生)として1年間ゼミに参加することが可能です。
入学に関する問い合わせ
入学に興味がある方はこちらの問合せフォームからご連絡ください。(問い合わせフォーム)
入学志望の方は、教育工学に関わる書籍と論文を読み、関連研究を踏まえた研究計画書と履歴書もご用意ください(問い合わせフォームからは提出しなくて結構です)。
当研究室への質問等についても、問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。研究室への訪問、ゼミへの見学も歓迎いたします。